江戸 日本橋:
北斎:富嶽三十六景:
 
  今回は「江戸 日本橋」
富士を表現するのに日本橋を行き交う人の様子を描いた。
遠近法が用いられている。更に両岸と富士で八の字の相似形が見られる。
安定した構図である。
日本橋・一石橋・江戸城・・・そして富士へと視線を導く。
北斎の絵画は勿論だが彫師、摺師の技に感心する。
今回の作図は昨年の春からGIMPで始めたが途中、
ゆっくり、中断もあり長時間掛かった。
今年になって・・・彩色版・・・をようやく始めた。
秋以降に急いで色版を続けた。
やはり、グラデーシヨンが難しい。
摺師の技術をパソコンでフォローするのは難しい。
プルシャンブルーを使った「拭き下げぼかし」は非常に美しい。
どうしても、空と水面はコピー&ペーストの部分が増えた。
見た目には本物の様に出来たが自己満足に過ぎない。
明らかな区別を付けるために「富嶽」を白のままに残した。
この方が却って引き立つ。

*原図サイズ・・・4472x2912
  GIMP用に・・・2427x1580・・・を使う。
 ホームページにはメモリーが大きくなるので
 2304X1500・・・とした。 メモリーが予想以上に縮小した。
*作図にはGIMPを・・・動画にはAVI−UTILを使った。
 日本橋地図
 
 

 拭き下げぼかし
 
   
 オリジナル 墨版    
 
       
       
       完 成 図
 
 
  動画・YOUTUBE