北斎・版画:武州-玉川   
   北斎:武州-玉川★
すみだ北斎美術館:
ここで紹介されている版画は繊細で色も落ち着いている。
***************************
すみだ北斎美術館:
http://hokusai-museum.jp/modules/Collection/collections/view/48

武州・玉川

私の原図として借用した
摺り図とはかなり違う印象・表情を感じる。


大判錦絵 天保2年(1831)頃
ピーター・モース コレクション 区指定有形文化財(絵画) 富士山を
様々な視点から描いた全
46図からなるシリーズのうちの1図で、
現在の東京都西部を流れる多摩川(たまがわ)を描いたものです。
川面に一艘そうの舟が浮かび、たなびく霧の向こうに富士山を望む情景は、
静かで神秘的です。本作は、初摺かそれに極めて近い時期のものと考えられており、
後摺では省略されることの多い手の混んだ技法が見られます。
それは「空摺からずり」という技法で、多摩川の川面の波を、
色を着けずに凹凸だけで表しています。
この波の空摺は、現存する大半の「武州玉川」には見られません。

*************************
私が参照したのは・・・

武州・玉川

この画像です。
この版画には直線と曲線が入り交じり、彫師の刃先の繊細さを感じるところが多い。
**********************************
今回は作成した色図をすべて並べて見る。

 
  GIMPでの作業は画素数・2427*1674程度にした。
HPにアップするには画像サイズに制限があるので
若干調整して画像サイズを3MB以下にした。
 
   
 原図1 版下図・線図2 版下図線図・波頭なし2a  空3 冨士・山麓3b
         
 冨士山頂3c  空+冨士3e  冨士裾野4a  空+裾野4b  対岸5
         
 裾野+対岸5a  空+裾野+対岸6 上・半分6a  波8  波頭9a
         
 浅瀬9b  波+浅瀬10a 玉川 11a  船+馬11b  玉川+船+馬13
         
 岸・草地16  岸+線図16a 樹木・幹17   樹木19  岸・草地20
         
 草地・樹木21  岸・草地-2:22  岸・草地-3:23  岸・草地-4:24  岸部分24a
         
 冨士+玉川31   作成図32 完成図     
         

GIMPでの手順をすべて記録するのは難しいので、色別の版画を表示した。
 
   動画・武州・玉川
 上記の画像を使い作成した
 AVI-UTL を使用した